復活

PCもといネットワーク関連のトラブルをやっと解消。約2週間ぶりです。
TVとPCが合体したようなのがあったんですがあまりに酷い性能でブログを更新する気力が沸かないような重さで断念しておりました。


その間に映画も観に行ったいんですけど、金が無いので一番下の弟にジュースをおごってあげてなんとか弟のお守りという肩書きで映画代をもらうことに成功したわけですよ。まぁ『ターミネーター4』のときもこの手を使ったんですけど…
当然弟が映画を選ぶわけなので『ハリーポッター』に決定。『ルーキーズ』とか『バラッド』並みに予告編が流れていて「最高のハリーポッターbyローリングトーン誌」の謳い文句を嫌というほど聞かされてたんですけど、以外にも良く出来ていて見る人が見たら過去最高なんじゃないかと思うような面白さでした。
後、今度は友人たちと『サマーウォーズ』を見ることになったんですけど、身内でmixiじゃなくブログをやってる数少ない友人であるLLYさんの失態により『G.I.ジョー』を見ました。まぁこいつは後で感想でも書こうかと思います。


まぁ金のせいにするのもなんですが電車賃の問題もあって今年は超がつくほどのメジャータイトルしか見ていないような気がしますね。
一番マイナーなのでもイーストウッド師匠の『グラン・トリノ』ですからねぇ…ただおそらくこの『グラン・トリノ』が今年のベスト1になると思います。
とりあえず男なら見てほしい作品。特にイーストウッド先生が教える男らしい散髪屋での会話とかは全国の「今日これから飲み会なんすよww」とか美容院で話しちゃってる大学生に見ていただきたいですねぇ。

画像は漢らしい散髪屋での会話を指導する師匠


後、このブログとmixiを連動させてたんですけど身内ネタを全国に晒しても仕方ないしそろそろ止めようかと思ってます。止めても若干身内ネタ的なものは書くでしょうけど、まったくパポヨを知らない人が見ても笑えるような話とかになると思います(たぶん)

新作『エイリアン』の監督はリドリー・スコット

うれしい!うれしい!!
最初は『エイリアン』のリメイクを弟のトニー・スコットが手がける予定だったんですが、結局リドリーの新作ということになったらしいです。トニーのほうが嫌いというわけではありませんがやっぱり『エイリアン』はリドリー・スコットでしょう。
ちなみに僕は好きな監督リドリー・スコットの中でも『エイリアン』は個人的にベスト1の超絶傑作だと思ってます。
トニー・スコットが監督ならリメイクとかじゃなくて普通に『エイリアン5』を撮ってほしいですね。あのシリーズは毎回監督が変わっていてそれぞれの面白さがあるという特殊なシリーズですから。
http://www.cinematoday.jp/page/N0019077

ちなみにこの『エイリアン アルティメットコレクション』はシリーズ4作の本編に1枚ずつ特典ディスクが付属していて、オマケにシリーズの総括特典のディスクがついてきてDVD9枚という大変すばらしい内容になっています。しかもケースもカッコよくて15000円です。

映画の評価

この前とある映画感想ブログで『エヴァンゲリオン:破』の批判を書いたらコメント欄に「エヴァを酷評するのやつはセンスが無い。こんなことかくなボケ」とか「才能の無いオッサン」だとか色々と書かれていてちょっと驚いた。
自分が好きな作品が悪い評価をされていたらいい気はしないかもしれないけれど、さすがに作品どうこうじゃなくてただ悪口を言うのはオカシイと思う。
金を払って映画を見ているんだからその出来に満足出来なかった場合文句を言うのは何も間違っていないし、所詮はブログであって金を貰って批評をしているわけじゃないんだから批判されていても"とある一般人の感想"として流すべきだ。ただもしプロの映画評論家が書いたものだったらそれは許されると思う。プロならばその評価を読者にある程度納得させるべきだし、それが金を貰ってやっているということの責任でもあると思うのだ。


僕の持論だが、仕事としてやってるのとアマでやってるのはしっかりと区別しなければならない。
金を取っている以上不満があったら文句を言うのは当然だし、アマであるのなら気分を害されてもそっと閉じるボタンを押せばいい話なのだ。


とまぁ最近プロとしての自覚が無い映画評論家が多いのと、自分が神だと思ってるアニメを悪く言われるとキチガイみたいに暴れるオタクに少し腹がたったのでこんな愚痴を書きなぐってしまったが、結局は僕もオタクだし映画評論家きどりなんだろうね。

『ウォークラフト』実写映画化

この日記でも以前『ウォークラフト3』というゲームを紹介しましたが、なんと実写映画化するらしい。最近は『ウォークラフト3』をまったくいじってませんがそれには理由があって


ストーリーモードをクリアしてしまった
拡張パックが高くてあんまり購買意欲がわかない
拡張パックがないと対戦ができない
たとえ拡張パックを買っても年単位でプレイしてるゲーマーしか対戦相手がいない


まぁそういうことで映画化前にゲームもやってみたいっていう人は(いねーか)注意しましょう。やるんだったらMMOの「World of Warcraft」(英語)か世界観は違うけど『ウォークラフト』シリーズを作っているBlizzard Entertainmentの新作「Diablo3」(英語)か「スタークラフト2」を買いましょう。僕は「スタークラフト2」を買う予定です。


そういやBlizzardは新作MMOも作ってるらしいけどいつリリースなんでしょうね。


サム・ライミ、人気ゲーム「ウォークラフト」の映画版を監督http://www.cinematoday.jp/page/N0018946

ウォークラフト3 REIGN of CHAOS 日本語版

ウォークラフト3 REIGN of CHAOS 日本語版

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破★★★★☆




ほぼ旧アニメ版を踏襲した内容だった前作と比べ『破』ではいきなりのイレギュラーから始まる。前作の『序』を見たとき何度となく繰り返される世界の物語だと思っていたが、この新劇場版は確実に同じような世界の別の物語に移行していっているようなのである。
一番旧アニメ版と違っているのは作品の全体的な明るさにあると思う。狂気に満ちひたすらにネガティブだった旧作に比べ新劇場版はとにかくエンターテイメント志向なのだ。あの綾波レイが人間的な表情を持ち、碇シンジのネガティブな性格さえもクライマックスのフリとして活かされる。
これは僕が望んでいたエヴァなのかもしれない。ひたすら鬱な展開になっていったのに比べ、ミステリアスな展開や細かな人間描写などの特徴を残したまま、娯楽大作に仕上げた『破』は非常に楽しめる内容になっている。


ただ個人的には泣きの演出に戸惑いを受けてしまった。劇中に挿入される「今日の日はさようなら」や「翼をください」はもちろんアンバランスなのを狙ってやっているのだろうが2回やってしまうと白けるし、どうにもやりすぎ感は否めない。
泣きの演出だけなら『序』のほうが好みだが、その辺は個人の好みだろうか。


その辺を除けばエヴァンゲリオンの疾走や、使徒の大破壊、そしてエヴァ使徒のまさに文字通り死闘をこれでもかと堪能できて満足感はかなり高い。
4部作の2作目ということで物語の伏線や謎をあちこちにバラまいているがこれを回収するのかしないのか、今後の続編が楽しみだ。

ターミネーター4

ターミネーター4』★★★☆☆


前作の3までを旧3部作とし、新たに審判の日以降の物語を新3部作として製作するうちの第1弾がこの『ターミネーター4』である。あの超がつく名作の続編である3は世間的には黒歴史化されているのにまたしても続編を作ろうというチャレンジ精神は良いと思う。それに個人的には3は言われるほど悪くないと思っている。
が、直接的な続編として作られた3と違い今作はこれまでのシリーズのプロットとは全く異なる別の映画だ。よってキャメロンの1と2を期待することはそもそも間違っているし、1は低予算SFホラーとして2は重厚なドラマを盛り込んだアクション超大作としてそれぞれ金字塔とも言える作品なのでそれを超えることは絶対といって良いほど不可能なことだ。
ターミネーターシリーズとは全く異なった作品としてみれば上出来だ。最近の異常に早いカットやブレるカメラワークを使わずにダイナミックに展開するアクションは必見の出来だと思うし展開も速く飽きることは無い。
しかしアクション映画として楽しめるだけでターミネーターシリーズである必要性や肝心のテーマである機械と人間の違い、そして致命的なことにSFとしてみることが難しい。
シリーズである必要性はまぁ映画会社がターミネーターというブランドをほって置く分けが無いし仕方が無い。マックGはアクションの撮り方は上手いがSF描写がダメ過ぎる。旧型ターミネーターがわんさか登場するがデザインが良かったのはゴムの皮を被って人間っぽくしたT-600くらいで、水の中にいる変な虫みたいなヤツとかバイク型はダサいというか冗談にしか見えない。人間を捕獲する巨大なロボットもトランスフォーマーの出来損ないみたいだし、どうせ殺すのになんでわざわざ捕獲するのか理解に苦しむ。終盤の工場も火がボッと吹き上げていたりと、スターウォーズじゃ無いんだしちょっと描写が古臭い。おまけに機械軍団の本拠地も昔のSF映画を見ているようだった。おまけに映像を荒くしたりとリアル志向だからこそ陳腐なSF描写が際立って見える。


(以下ねたばれ)
それにプラスして人間描写が酷い。主役のはずのジョン・コナーは完全に脇役扱いで最初から最後まで観客はマーカス・ライトの目線で物語を追うことになる。機械と人間のハイブリットであるマーカスも死刑囚のくせに危うい雰囲気はほとんど無く最初から最後までかなり善良すぎて面白くない。
カイルとその連れである女の子も結局最後までたいした見せ場もないし、ジョンの妻であるケイトは空気も同然で3のケイトだと気づくには事前情報がないと判断も難しいレベル。唯一人間ぽかったのはセクシーな女パイロット。機械だと分かっていてもマーカスの脱走を助けるあたりは良かったが見せ場はそこだけで以後ほとんど登場しないのにはまいった。
肝心のジョン・コナーはマーカスに出番を奪われた上に、マーカスと共に逃げている女パイロットを容赦なく撃ちまくるし人間を大事にする良き指導者というよりは、自分の存在を消されたくないからカイルを助けようとしているだけにしか見えずに残念。これは正直演技というより脚本がよろしくない。
途中でジョンの無線を聞いたパイロットたちが命令に背いてジョンの見方をするくだりも、命令に背いてまで人類の未来を預けるような存在としては描ききれていない。
(ネタバレ終わり)


それでも夏の超大作としては上出来だし、周囲の期待にがんばって答えようとしてくれている。過去と未来が複雑なお話なので分かりづらいが、頭をカラッポにして楽しむべき映画だと思う。

2012

オカルト好きな人は当然だが一般的にもよく知られている2012年の人類滅亡説。それはマヤ暦の終わりであったりフォルトン・ベルトが関わっているだとか地球の進化の時だとか色々な噂がある。
その2012年を題材にした映画、その名も『2012』の予告編が最近公開された。だいぶ前に予告編第1弾が公開されていたが、中国かインドっぽい寺院が大津波に巻き込まれるという映像のみだった。しかし第2弾は本編のさまざまなシーンが盛り込まれており非常に見所が多いので紹介したいと思う。
ちなみに監督はローランド・エミリッヒ。『デイ・アフター・トゥモロー』や『インデペンデンス・デイ』などとにかくスケールが異常なまでに壮大だけど人間ドラマの面白みがほとんど無いことでよく知られている超大作請負人である。
そんなことだから僕も「またスケールがでかいだけの微妙な映画なんだろうな」と思っていたが予告編を見て驚いてしまった。
その予想をはるかに超えるスケールのでかさはもは笑うしかないレベルまでに到達していたのだ。


予告編の紹介は以下から

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