今年のまとめと00年代ベスト

いざ今年を振り返ろうと思ってもなんだかんだ言って今年はほとんど映画を見に行かなかったし、去年に比べてブログの更新自体がかなり滞ってしまったので総評することもあまりない。今年の記事なんてものの数分ですべて読み終わってしまうんじゃないかというスカスカな内容だったと、今は激しく反省している。そんなわけで今年のベストランキングが作れないのため、00年代ベストを作ろうかと思う。
ちなみに2009年のベストは、監督賞クリント・イーストウッド(『グラン・トリノ』)、主演賞ラッセル・クロウ(『消されたライセンス』)、作品賞『グラン・トリノ』でした。



さて、ここからは00年代ベストです。
2000年〜2009年までに日本で劇場公開された作品の中からベスト10を決めていこうという、記憶力に乏しい僕はちょっと大変な企画ですがやっていこうと思います。



第10位
サイレントヒル

灰の降る町の圧倒的な映像美とどこか哀しい雰囲気の音楽が見事にマッチした傑作ホラー。オリジナルのゲームの雰囲気を生かしつつ映画版独自のテーマを取り入れるという見事な作品。ゲームの映画化作品の中ではダントツ。


9位
イントゥ・ザ・ワイルド

旅をしながらいろいろな人たちと触れ合っていく・・・という話をアメリカの荒々しくも美しい自然とともに描いたロードムービー。この現代で冒険ロマンを語るというのが素晴らしい。


第8位
リベリオン

ただひたすらにガン・カタのかっこよさにしびれる作品。アクションシーン以外は退屈極まりない作品だがガン・カタのアクションを小出しにして最後にババーン!とキメるストーリー構成は上手いと思う。


第7位
『ミスト』

人間のいやな部分がこれでもかとてんこ盛りにした結果、見終わった後中々立ち直れない脅威のホラー映画に仕上がった。この後味の悪さはベスト級間違いなし。


第6位
キング・コング

恐竜のドリフト走行や巨大な昆虫、すさまじい迫力の近年まれに見る冒険映画の傑作。


第5位
『ブラック・ホーク・ダウン』

映画のみならずゲームにも多大なる影響を与えた現代戦を語る上で絶対にはずせない作品。2時間ひたすら銃撃戦が続くので見終わったら戦争さながらの疲労感を味わえる。


第4位
グラン・トリノ

イーストウッドが示した一つの人生の回答。必見。


第3位
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

シリーズでいったら間違いなくベスト1なんだけど単体だということでこのあたりの順位。世間の評価とは逆だが僕はシリーズでコレが一番好き。


第2位
ダークナイト

やっぱり去年のコレは衝撃的でしたからね。いまだにしっかりと印象に残っている映画です。


第1位
グラディエーター

アクション、映像美、感動。これが映画のお手本だ!といえる作品。



好きな監督はと聞かれて絶対に答えるリドリー・スコット監督の作品が5位と1位でした。そして何気にピーター・ジャクソン監督も6位と3位にチャートインしてますね。『ロード・オブ・ザ・リング』は1つ1つの作品というよりは3つそろって1つな気がするのでランキング的には微妙ですが実質この10年で一番良かった監督はピーター・ジャクソンですね。
00年代ベストを考えてるときに10年分の劇場公開作品名をざっと見ましたが2008年の洋画のレベルはかなり高かったです。それでも日本国内では『ダークナイト』でさえヒットせずに洋画が邦画に売り上げが負けて、ハリウッドは同じ様な作品ばかりと言われてるのが不思議でしょうがないですね。


そんなわけでこの記事が今年最後の更新となります。では皆さん良いお年を。